迷いごと

今年も残り少ないし、住所知らない人にはお知らせできないし。
書こうかどうしようか迷ったけど、書きましょう。




「今年も残り2ヶ月だねぇ」
そんな話が出てきた10月も終わる頃、母方の祖父が亡くなりました。
父方の祖父は私が小学生の頃に既に他界しています（まぁ、その関連で引越し・転校となったわけですが）。

ああ、もう「おじいちゃん」という存在はいないのだなぁとぼんやり考えたのはついこの間。


知らせを受けても妙に落ち着いていて、「私、ちゃんと血かよってるのかしら？」なんて思いもしましたが。
お別れの時、何年ぶりかに大泣きしたので、多分落ち着いていてのではなくぼーっとしてたのだと思う。
（あまりの豹変ぶりに親戚も驚いたろう。）



入院はしていましたが、誰も予想しておらず本当に急で。
前日も痴呆は若干進んでいましたが相変わらず快活に話していたそう。
最後まで、「おじいちゃん」だ。

色々まとめ役をやったり、すごく顔が広い人でした。
92歳、これってきっと長生きよね？



私とあまりに性格が違うようで、実はそっくりな所もあって。
細かくて頑固。
いつどこへ行ったか、手帳に書き込む癖は隔世遺伝じゃないかと、昔母に嫌な顔されたっけ。
隔世遺伝、そう思えば、少し寂しくないかもね。
……明らかに短所だけど。



で、言いたかったのは
「新年のご挨拶はできません。ごめんなさい」
ということ。





普通にするのって、普通がわからなくて難しかった。